認知症について ~映画「ファーザー」に学ぶ~
こんにちは!
5月は新緑やお花の季節ですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、おすすめしたい映画をご紹介したいと思います。
テーマは、「認知症」。歳を重ねていくと、もろもろと喪失していくものもありますね。今回は、そんな認知症を描いた映画をご紹介いたします。
2021年5月に公開された「ファーザー」。
本編は97分なので長くもなく、ちょっと1本なにか見ようかな、という時におススメです。
名優アンソニー・ホプキンス氏が認知症の父親役を演じており、認知症の喪失していく様と娘との揺れる絆を描いた作品です。
この映画は、認知症をテーマに描かれていますが、よくある当事者それぞれを第三者の目線から描いたものではなく、認知症本人の目線で起きている現象をそのまま映し出したような映画です。
この映画を見ている側からすると、急に登場人物が入れ変わったり、出来事の時系列が前後していたりと、理解しにくい状況が繰り広げられ、少しパニックになるかもしれません。
ですが、これが、認知症の本人に起きている現象だとしたら、第三者から見たこれらの様子とつじつまが合ってくる気がします。あくまでも、本人にしか分からない視点なので、これが事実なのかは不明ではありますが、少なくともこの映画をみた後は、少し認知症について、見え方が変わってくることと思います。
本人にはこんな感じで見えているのかもしれない、とすこし寄り添うだけで、まったく理解不能に思えたものも、そうか!と気付きを得ることができるのではないでしょうか。
ぜひ、興味がありましたら一度ご覧ください。人生観が変わるかもしれないですね!
さいごまで読んで頂きありがとうございました。是非お気軽にコメントください。
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