【衝撃の結末】トイレのつまりが直らない…?最終手段「便器切断」で出てきた驚きの原因とは!
みなさん、こんにちは!
突然ですが、みなさんは「トイレのつまり」と聞いて、どんな作業を想像しますか? きっと、あのローポンプ(通称スッポン)でシュポシュポしたり、ワイヤーの工具を便器の奥に突っ込んだりする光景を思い浮かべる方が多いと思います。
実際、9割以上のつまりはそれで解決するのですが……。 たまにあるんです。
どんなプロ用工具や薬剤を使っても、ビクともしない「超・頑固なつまり」が。
今回は、先日お伺いした現場での、ちょっと衝撃的な(でも水道屋としては燃える!)エピソードをお届けします。
何をやっても流れない!異変の正体は…
現場に到着し、まずはいつものように高圧洗浄や専門の工具、薬剤を試してみたものの、手応えはスカスカ。水は完全にせき止められたままです。
「これは奥で何かがガッチリ挟まっているな…」
そう直感し、便器を床から丸ごと取り外す「脱着(だっちゃく)」作業を行いました。
便器をひっくり返して、裏側の排水口から覗いてみますが……何も見えない。 でも、水を注ぐとやっぱり詰まる。
つまり、便器の内部にある「S字の曲がり角(トラップ)」の中に、何かが完全にシンデレラフィットして挟まっているということです。
このままでは原因もわからないし、異物を取り出すこともできない状態でした。
お客様には、新しい便器を設置させていただき無事に工事を完了した後、どうしても納得できない詰りの原因を探るため回収した便器を切断しました。
(※普段はめったにやらない、水道屋のレアな大手術です!)
パカッと割れた便器の内部。 そこに鎮座していた「犯人」の姿を見て、思わず「ああっ!」と声を上げてしまいました。
出てきたのは……尿石のようなもの
陶器のカーブに絶妙な角度で引っかかり、完璧な「ダム」が完成していました。
写真のようにここまで完全に排水路を埋め尽くして岩のようになってしまっている場合、便器の隙間から薬剤を注入するだけでは除去しきれず、結果として便器を交換せざるを得ない状況となりました。
尿石とは?
正体: 尿に含まれるカルシウム成分が、尿を分解する細菌の働きによってアルカリ化し、結晶化して固まったものです。
特徴: 最初は柔らかいですが、年月が経つと石のようにカチカチに硬くなります。
なぜここに溜まる?: トラップのカーブ(曲がり坂)を越える手前の部分は水流が弱まりやすく、また尿が停滞しがちなため、長年の蓄積で徐々に層をなして排水路を塞いでしまいます。特に「節水」を意識して、大便の際にも「小」で流す習慣があったりすると、尿がしっかり流しきれず尿石が成長しやすくなります。
又、最後の写真の「ゼット穴(ゼット口/こう)」にも、同様の詰りがあります。
ゼット穴とは、便器の底(水がたまっている奥の排水口の手前)にある、勢いよく水を噴出させるための小さな穴のことです。簡単に言うと、「汚物を奥へグイッと押し込み、吸い込みを加速させるためのブースター」のような役割を持っています。まさに便器の「心臓部(加速装置)」とも言える重要な水路が塞がってしまった状態です。
実は、降圧剤や糖尿病の治療薬がトイレの詰りになることがあります。降圧剤や糖尿病の治療薬に含まれる成分は、体の中で作用したあと尿や便として排出されます。このとき、排泄物に薬品の成分が加わって粘性の高い排泄物となり、 粘性が高いまま乾くことで硬くこびりつくようになります。便そのものが流れていっても、便と薬の成分が混じったもののみが排管内に付着したまま固まり、排水管が通常よりも狭くなってしまう場合もあります。このような状態でトイレットペーパーや排泄物を流そうとすると、流れ切らずにつまりが生じてしまうのです。
節水による「水量不足」も注意を!
「水道代を浮かせたい」と、タンクの中に水を入れたペットボトルを入れたり、常に「小」のレバーだけで流したりしていませんか? 実は、トイレットペーパーや排泄物を奥の排水管までしっかり押し流すには、計算された「一定の水量と勢い」が必要です。水量が足りないと、排水管の途中で汚物がドロドロと溜まり、蓄積して大詰まりを引き起こします。
普段から持病でお薬を飲まれている方や節水を意識している方は、注意して下さいね。
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それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
さいごまで読んで頂きありがとうございました。是非お気軽にコメントください。
Have a nice day!
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